世界に通用するマジッククリエータでありたい(前編)

世界に通用するマジッククリエータでありたい(前編)
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< STORY WithMAGIC インタビュー企画 Vol.3 >

マジシャン Higar(前編)

マジックと共に生きるマジシャンたち。
このインタビュー企画では、彼らの人生を紐解きながらマジックの魅力をお伝えするだけでなく、凄まじい速さで技術が進化する現代社会において、
マジックの未来をどう予測しているのかを、たっぷりと語っていただきます。

プロフィール:マジシャン Higar(ヒガー)

1979年1月9日生まれ。愛媛県松山市にある、Magic Bar Backstageのオーナーマジシャン。幅広いレパートリーを持つ愛媛のトップマジシャンであるとともに、マジッククリエイターとしてオリジナルマジックを多数考案。

higar

ストリートでマジックの技術を磨きました

― マジックとの出会いについて教えてください。

「専門学生時代、ショットバーでアルバイトしていたんですけど、お客さんに目上の方が多くて話題に困り、マジックだったら社会経験がまだ浅い僕でも接客できるのではと思ってマジックを始めました。」

― どのように技術を磨かれましたか?

「ストリートですね。お客さんはマジックを見に来ているのではないので、そういった方にどうやって足を止めてもらって、楽しんでもらおうかと考えることで技術向上に繋がりました。投げ銭も一晩で結構集まったので、稼いだ分でマジックの道具を買いました。それまでストリートでは音楽をする人ばかりだったのに、僕がマジックをやり出してからちょっとマジックが流行ったんです。僕のような本格的なマジックではなく、おもちゃ屋さんで買えるレベルのマジックをやる人が出てきたんですけど、なぜかそっちに新聞取材が来ていたんですよ!悔しくてストリートでの披露はやめちゃいました(笑)」

お店のコンセプトは、「驚き・感動の、非日常を味わえる」

― マジシャンになることの決め手は?

「マジックからは一旦離れてデザイン会社に就職したんですけど、『マジックやってよ』という声が増えてきて、レストランやホテルでマジックショーを行うようになりました。デザインの仕事よりもマジックの需要の方が多くなってきたので、マジック1本で行こうと決めたんです。デザインの仕事の単価がどんどん下がってきている時代だったので、マジックの方が未来があるかなと思いました。デザインの仕事も好きだけど、デザインの仕事をしていたら忙しくてマジックはできません。でもマジックを仕事にしていたら、ショーの映像やチラシを自分で作ったり、お店の仕様を考えたりとデザインにも携われるんです。
僕のお店のコンセプト「驚き・感動の、非日常を味わえる」「テーマパークに来たかのような雰囲気」です。お店のデザインにおいて大切にしていることは、世界観の統一です。内装、音楽、webサイト、僕らの制服、出す飲み物まで非日常を体験できるように気を付けています。」

―マジッククリエータとしても活躍されていますが、オリジナルマジックの開発をすることになったきっかけを教えてください。

「お店で一般の方向けにマジック教室を開催していまして、3~4千円の受講料で簡単なマジック道具が付くというものなんです。最初はマジックショップで購入した物を使っていたのですが、好評でリピーターが多くて、でも同じマジックは教えられないし、その予算内では限界になってきたんです。それで、自分でマジックを考えてみたのが最初です。それからオリジナルマジックを考えるようになり出して、一般の方だけでなくプロの方からも褒められて火が付きました。」

―アイディアはどのように思いつきますか?

「マジック以外の分野から持ってくることが多いです。最新の素材、最新のテクノロジー、最新の加工技術だとか。」

―好きなマジッククリエータは?

「マーチン・ルイスですね。僕の憧れのマジシャンである、デビッド・カッパーフィールドのマジックを手掛けている人です。もうおじいちゃんなんですけど、工作が好きな方でして。自分が手で作ったものがマジックになるんだ、僕も頑張りたいなと思わせてくれたのが彼です。」

とってもおしゃれなお店は、デザイナーとしてのHigarさんのこだわりから生まれたのですね。 さて、後編ではHigarさんに今後の夢を語っていただきましたので、お楽しみに!

Higarさんによる雰囲気たっぷりなマジックをオンラインで楽しもう!

協力
マジシャンHigar
愛媛 松山:Magic Bar Backstage(バックステージ)https://withmagic.com/?mode=f10

この記事のライター

金子夕生(かねこゆうみ):コピーライター
大阪にある広告制作会社㈱アドミレーションセンター所属。
趣味はお酒とお化け屋敷。

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